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Vol.8 新年度 ―― 「教え」「教えられ」 ―― 羽鳥三実広

羽鳥三実広
05 /07 2017

新年度の授業が始まり、1カ月が過ぎた。
今年度からひと学年の定員を10名増やしたので、新一年生は20名。二学年合わせると30名の大所帯である。「ひとり一人に合わせたきめ細かい指導」が信条のミューカルコースであるから、少々人数は多い。そこで一年生のみを対象とした私の授業を増やし対応している。今後はこの授業形態となる。

何かで言ったり、書いたりしていると思うが、重ねて述べる。
我々指導陣の仕事は、個々の学生に合わせて「努力の仕方」を提示することである。「キミはこうしてごらん。課題は解決するかもしれない」。これを30名に行なうが、断じて「愛情」を持って接するなどという甘ったるいものではない。誤解を恐れずに言えば、指導に愛情は必要ない。必要なのはどんな学生にも対応できる「教える技術」である。だから、伸び悩む学生を目の当たりにして、自らの教えの技術が及ばないことに暗澹たる思いも持つ。が、立ち止まるわけにはいかない。目の前の学生のために、ミュージカルコースを志望してきてくれた彼らのために、我々は勉強し、考え抜き、研究して、指導に当たる。そんな「もがき」が我々指導陣を成長させてくれているのかもしれない。まさに「教える」ことは「教わる」ことなのである。
今年度もまた、多くの学生たちに我々は「教えられる」ことだろう。
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