Vol.9 身体も頭も柔軟に   鈴木喬子

鈴木喬子
05 /18 2017
 
私がミュージカルコースでボーカルの個人レッスンを担当させて頂いて、
今年で3年目になります。
まず最初に感じたのは生徒さん達が皆関西弁で話すこと!
皆さんには当たり前の事かもしれませんが、私は神奈川県在住なのでそれがとても新鮮で耳に心地よく感じました。

「なんでな~ん」「そうなんや~」「そんでな~」「めっちゃよかった~」等々。
「なんで」「そうなんだ」「それでね」「すごくよかった」
といった標準語よりなめらかな音なんですよね、息も流れてるし、音の幅も広い。
勿論個人差はありますが、これって歌に良い要素一杯あるんです!

歌う事も要は筋肉運動、柔軟な筋肉が動くことによってその人の身体から特有の声が生まれるんですね。
幼児はぷよぷよした筋肉で本能のままに声を出すから、声量はあるし音域も広いですよね。その声は元気で明るい。
なので私のレッスンはウォーミングアップにジムボールを使ったり、ゴムを引っ張ったり、赤ちゃんがミルクを飲む時の様に唇を尖らせたり、口を開けて寝る時の様にポカ~ンとあごや舌を脱力させたりして「子供に戻って~」とまずは身体のいらぬ緊張を抜いていきます。

さあ、そうやって身体が柔軟になってきたら子供の頃の様に頭で考えすぎず、
少しずつ楽~なまま声を出していきます。頭も身体も柔軟になってくると声が出て来る出て来る。もちろん只リラックスしてるだけでは大きな声は出ないので、子供の頃に大声を出して遊んだり泣いたりした時に使われていた筋肉運動を身体に思い出させていく感じ。
生徒さん達の良い声が出て来ると私も嬉しくなります。

 演技しながら歌って踊ってのミュージカルは「観る天国、やる地獄」とか言われたりもしますが、私はそうは思いたくないんです。肉体作りは、それは簡単には行かないし時間もかかります。でも身体が少しずつ鍛えられていくと少しずつパフォーマンスもやりやすくなっていく。そしたら心も身体も開放してエネルギーを放出していく。これはワクワクの境地です!

 まだまだお話したい事は沢山ありますが、とりあえず第1弾はこの辺で(笑)
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授業風景

管理人
05 /13 2017
新年度の授業が始まって、一か月が過ぎました。
ミュージカルコース生は新しい環境にも少しずつ慣れ、歌、演技、ダンスに日々取り組んでいます。

一回生は、まず正しい発声を勉強します。
喉を開けて、お腹を使うことを意識しながら、「アーアーアー」

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演技の授業では、二回生が一人ひとり、「コーヒーを淹れる」シーンを演じました。

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ダンス経験が少ない一回生も、振付を覚えて、全員でダンス!

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ダメ出しをもらって、また練習です!!

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Vol.8 新年度 ―― 「教え」「教えられ」 ―― 羽鳥三実広

羽鳥三実広
05 /07 2017

新年度の授業が始まり、1カ月が過ぎた。
今年度からひと学年の定員を10名増やしたので、新一年生は20名。二学年合わせると30名の大所帯である。「ひとり一人に合わせたきめ細かい指導」が信条のミューカルコースであるから、少々人数は多い。そこで一年生のみを対象とした私の授業を増やし対応している。今後はこの授業形態となる。

何かで言ったり、書いたりしていると思うが、重ねて述べる。
我々指導陣の仕事は、個々の学生に合わせて「努力の仕方」を提示することである。「キミはこうしてごらん。課題は解決するかもしれない」。これを30名に行なうが、断じて「愛情」を持って接するなどという甘ったるいものではない。誤解を恐れずに言えば、指導に愛情は必要ない。必要なのはどんな学生にも対応できる「教える技術」である。だから、伸び悩む学生を目の当たりにして、自らの教えの技術が及ばないことに暗澹たる思いも持つ。が、立ち止まるわけにはいかない。目の前の学生のために、ミュージカルコースを志望してきてくれた彼らのために、我々は勉強し、考え抜き、研究して、指導に当たる。そんな「もがき」が我々指導陣を成長させてくれているのかもしれない。まさに「教える」ことは「教わる」ことなのである。
今年度もまた、多くの学生たちに我々は「教えられる」ことだろう。

daionmusical

徒然(つれづれ)DAION ミュージカル」へ ようこそ!
大阪音楽大学ミュージカルコースのスタッフ陣が、日常の中で感じた事、考えたこと、新たに発見したことを書き連ねていきます。

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